プロジェクトの意思決定

2005.06.15 Wed

きょうは打合せばかりで仕事になりませんでした。
フィリピンから来ているコンサルタントが
ほぼ毎日のように事務所に来て質問をします。
まあ、そうはいいつつも
質問に答えるのは苦ではないです。
説明することで自分の頭を整理することができるので
感謝さえしています。

この人が、うちの姉妹版ともいえる
プロジェクトの関係者を紹介してほしいというので
知っている人を紹介しました。

わたしは付き添いで行っただけですが
面白い話を聞くことができました。

プロジェクトの意思決定メカニズムについてです。
うちのプロジェクトでは
プロジェクトマネジャーがほぼすべての決定を下します。
まわりの意見はもちろん聞きますが
トップダウンで決定することができます。

これは、プロジェクトの実施に関する権限の所在が
明確になっているからだと思います。
UNDPはプロジェクトに関するほぼすべての権限を
UNOPSへと委譲しています。
そして、UNOPSはプロジェクト実施チームへと
ほぼすべての権限を委譲しています。
ですから、プロジェクトマネジャーが
ほとんどの意思決定をその場でできるわけです。

ところが、この姉妹プロジェクトの場合
意思決定メカニズムがとても不明確です。
プロジェクトマネジャーは存在しますが
すべての権限が委譲されているわけではないようです。
このプロジェクトは
UNDPが直接実施するという形態をとっているので
UNDPが介入する余地が大きくなるようです。
つまり、UNDPからプロジェクト実施チームへの
権限委譲が完全には行われていません。
自然とUNDPのマネジャークラスも口を挟みます。
彼らの同意がなければ、重要な決定はできないようです。

プロジェクトのマネジャーが
その場、その場で意思決定ができないというのは
大きな足かせだろうと容易に想像がつきます。
冒頭のフィリピン人コンサルタントが
対象地域の村を訪問するという決定さえ
プロジェクトマネジャーだけではできないというのです。
これではプロジェクトの進捗が遅れるだけだと思うのですが・・・。

*

  1. 2005/06/15(水) 19:28:37|
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