長かった1週間

2007.07.08 Sun

ご無沙汰しておりました。

先週は月曜日から土曜日までワークショップで忙しくしてました。姉妹版プロジェクトであるICDPと初めて合同でおこない、6日間連続のかなり盛りだくさんな集まりとなりました。

先々週も珍しく忙しくしてました。現場スタッフがヤンゴンへ出てくるのはめったにない機会です。木、金曜日と保健教育スタッフと振り返りと今後の計画の打合せをして、土日はそれを継続するとともに、現場スタッフがワークショップでおこなうプレゼンの準備を手伝いました。

すべてを終え、きょう日曜日は久しぶりにゆっくりできました。

  1. 2007/07/08(日) 23:16:00|
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有志

2007.07.09 Mon

先週のワークショップ開催期間中、水曜日と木曜日は現場スタッフと飲み・食事に行きました。いままで何度もヤンゴンでこうしたワークショップをしてきましたが、現場スタッフと一緒に飲みに行ったということはありませんでした。うちのスタッフには飲む人が少ないということもあるのかもしれませんが、日本人の感覚からは少し寂しい気もしていました。

とにかく、今回は2日間もスタッフと仕事外で一緒できたということは嬉しかったです。これも、現場の最前線で働くスタッフたちと地道に向き合ってきた成果だと自分では思っています。その代わり、マネジャーを少々軽視してしまったという反省はありますが。

水曜日のほうは男ばかり3人と飲みました。彼らは有能でやる気のある人たちですが、組織の二大勢力からはずれていて冷遇されています。事なかれ主義のイエスマン・ウーマンが多い中、あえて上司と喧嘩をしたりして闘っているのですが、派閥のサポートがないため余計に孤立してしまいます。CDRTを変革して学び続ける組織にしたいというわたしの思いに共感してくれていて、コミュニティや組織全体のことを考え無私の念で行動する彼らの話を聞くうちに大いに義を感じました。義をみて為ざるは勇なきなり。わたしの滞在はあと6ヶ月を切りましたが、何とかしたい気持ちがより強くなりました。

しかし、目の前に立ちはだかる壁は大きく容易ではありません。ミャンマーに来てから約3年半、とくにここ1年ほどは好むと好まざるとに関係なく、いやでも「人間観」みたいなものが磨かれている気がしています。

  1. 2007/07/09(月) 23:00:00|
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現場力

2007.07.10 Tue

【2007年50冊目】
現場力を鍛える
遠藤功 (著) (東洋経済新報社 2004年2月)

「強い現場」をどうつくるのか、について書かれた本。著者は、コンサルタントとしての15年間の経験から、いくら理にかなった戦略を立てても、現場による実行が伴わなければ「絵に描いた餅」で終ってしまうという教訓を得たそうだ。

分野も経験年数もまったく異なるものの、農村開発プロジェクトの現場で働いてきたわたしも、著者の意見にまったく同感である。

本書では「強い現場をつくる七つの条件」として以下をあげている。
1.企業哲学としての「現場力」
2.脱・事なかれ主義
3.主権在現
4.自律的サイクルを埋め込む
5.見える仕組み
6.オルガナイズ・スモール
7.継続する力

わたしも、いまの組織で現場を強くしようと努力してきた。とくに4と6には注力してきたつもりだ。しかし今では、組織としての側面が弱かったと反省している。学ぶべき点は1や3といった、組織全体としての方針である。本部の論理で現場を動かそうとすれば、当然ながら現場の主体性が芽生えることはない。所詮わたしがいくら現場スタッフとボトムアップで変革を試みても限界があったということだ。これがわたしがここ1年ほどで学んだ大きな教訓の一つである。

2にしても、個々人の考え方や行動を変えるということは、容易ではないことを痛感した。組織全体の10%を変えるように働きかけてきた(本書では核が5%と15%の分身の計20%)。しかし、やる気や熱意がある彼/彼女らにしても、上司が旧態依然のままでは、新しい行動をとることがなかなか難しい。とくに、衝突をいとわずに原理原則に沿って行動するというのは、生まれてからこの方、「服従」を美徳とされてきたミャンマーの人たちにとっては並大抵のことではない。

本書の内容からかなりずれてしまった。話を戻すと、現場の人間からすれば逆に少々理論的過ぎるきらいはあるが、様々な現場に応用の効く内容というと本書はよくできていると思う。開発の現場で働く人にも大いに有用な本だと思う。

  1. 2007/07/10(火) 23:08:00|
  2. 【本】 ビジネス|
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変革の中核スタッフ

2007.07.11 Wed

もう1年以上も前の話になります。2006年5月、現場スタッフの中から本気で学びたい人を集め、「学びのリーダー」として養成し、組織を引っ張ってもらおうと研修をしました。その後、わたしは現場を訪れるごとに、できるだけ彼らを巻き込んで、変革の中心にすえようとしてきました。

当初は50人ほどいた「学びのリーダー」たちも、時間の経過とともに誰にやる気があって、誰は単に当時ヤンゴンに来たかったら立候補したかということもわかってきました。いまでは、これは、と思うスタッフは15人ぐらいに絞られてきました。50人分の15というのは決して悪くない数字だとは思います。CDRT全体からいえば、10%に満たないですが、これからの中核を担う人材として大いに期待しています。

今日はその15人のうちの1人から送られてきた現場での実践報告に目を通していました。仕事に関連した実践ではありますが、こういう報告をわたしにする義務は彼女たちにはなく、あくまでも自発的な試みです。8ページにもわたる報告書で、細かな部分を見れば具体性に欠けるなど目に付くところも多々ありますが、構成が論理的でしっかりとしていたことに驚きました。計画、実行、振り返りという流れをちゃんと踏まえて書かれていました。

わたしが初めて彼女に会ったのは2005年11月で、そのときはやたらと話が長くて、何が言いたいのかつかめないような話し方をしていたのを覚えています。それは、2006年9月の時点でもあまり変わっていませんでした。でも、先月再会したときは、話を手短にまとめ、言いたいことを明確に表現できるようになっていて驚きました。これも、日々の現場での経験を踏まえて、しっかり振り返り、自己分析を繰り返してきた結果なのだろうと、期待も込めて思っています。

  1. 2007/07/11(水) 21:43:00|
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致知

2007.07.11 Wed

【2007年51冊目】
小さな人生論
藤尾英昭 (著) (致知出版社 2003年9月)

本書は、「人間学の月刊誌『致知』」の発起人であり社長である著者が、毎号の巻頭に書いている総リードから選んで上梓した小冊子である。珠玉の言葉が並ぶ。

たとえば、「一燈照隅」。わたしの座右の銘だ。

「国も社会も会社も自分の外側にあるもの、向こう側にあるもの、と人はともすれば考えがちである。だが、そうではない。そこに所属する一人ひとりの意識が国の品格を決め、社会の雰囲気を決め、社風を決定する。一人ひとりが国であり社会であり会社なのである。」p.14

一燈照隅という言葉を聞くたびに思い出すのが「ヒトデの物語」だ。ある男の子が、砂浜に大量に打ち上げられたヒトデを一つひとつ海に投げ返している。そこを通りかかった男が、「そんなことをして何の意味があるの?こんなにたくさんのヒトデが死にかけているじゃない」といった。すると男の子は、また一つのヒトデを投げ返して言った。「ほら、このヒトデには大きな意味があったでしょ。」

ちなみに本書の内容とは関係がないが、「致知」とは中国の古典『大学』にある「格物致知」に由来し、行動し経験を積んで獲得する本物の叡智のこと。

  1. 2007/07/11(水) 23:51:00|
  2. 【本】 自己開発|
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