小学校での実践を参考に

2006.02.02 Thu

日曜日に紹介した本
『「学び」で組織は成長する』で
埼玉県の小学校の先生が紹介されていました。

ブログを使って実践をふり返っておられるというので
さっそく、思いつくキーワードを使って検索、
何とかサイトを見つけて飛んでいきました。

内容を拝見して、その素晴らしさに驚きました。
実践の方法は細かく書かれていますし
実践してみてからのふり返りも詳しく
子どもたちの反応などから
先生の想いがよく伝わってきます。

わたしが小学校5、6年生のときのことを思い出しました。
担任の先生はたしか50歳代の真面目な方で
まあ、はっきりいうと、
生徒からはあまり人気がありませんでした。
一方、わたしたちの隣りのクラスには
30歳代の若くて活発で熱心な女の先生が
クラスをしっかりまとめていたという印象が残っています。
そのときに、自分のクラスと隣りとを比べて
元気さの違いをいまでもはっきりと覚えています。
もしあのとき自分がもう一つのクラスにいたら
いまの自分も変わっているのかもしれません。
たぶん、小学校での先生は、子どもたちの成長の過程で
計り知れないくらい大きな役割を果たすのでしょう。

以前このブログでは、千葉県の小学校で
「七つの習慣」を実践されている先生の本を紹介しました。
大人でも難しい「七つの習慣」を
小学生が実践できるようにするために
さまざまな創意工夫を重ねられ、
その熱意や想いにとても感動しました。
また実際、うちのスタッフ研修でも
実践の手法をいろいろと参考にさせていただきました。

こんなお二方のような先生から学ぶことができた子どもたちは
本当に幸せだと思いますし、将来が楽しみですね。

わたしの仕事はミャンマーの大人が相手ですが
たぶん教育や人材育成といった点では多くの共通点があり
小学校での実践から学ぶことはもうテンコ盛りです。

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  1. 2006/02/02(木) 23:57:03|
  2. 「学びのプロ」の知識|
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UNV任期満了

2006.02.03 Fri

きょうで国連ボランティア(UNV)の任期が終わりました。

契約期間は2月28日までですが
有給休暇が17日間残っているので
公式にはきょうで仕事は終わりです。

3月からは
正規スタッフとして再出発をする予定です。

「正規スタッフ」というのは
わたしの勝手な造語で、正規職員とは少し違います。
正規職員とは、機関の通常予算によって
設置されたポストに就いている職員とわたしは理解しています。
一方、CDRTのような
期間限定の「プロジェクト」で任用される職員は
ALD(Activity for Limited Duration)という契約形態で
プロジェクトの予算で雇用され
限られた期間の活動に従事します。
わたしの新しいポストはこの後者にあたります。

「再出発」というのは
まったく同じ職場でほぼ同じ職務ですが
契約形態が新しくなるということです。

「予定」というのはかなり微妙です。
元々わたしのいまのポストはプロジェクト内にはなく
UNVという機関から派遣された「外部専門家」だったわけです。
つまり、予算上はプロジェクトと関係がなかったのです。
ですから、
3月から契約形態をALDへと変更するためには
まずプロジェクトにポストを新設し
その新ポストにわたしを配属させるという
いわば二段階の手続きが必要になります。

この手続きですが
国連側(UNDPとUNOPS)からは承認をいただいているのですが
政府側の承認がまだ下りていません。
あえて書きませんが、
ここがいちばん大きな壁となりそうです。

ここ2年間ミャンマーでお世話になった方々、
また赴任前に勤めていた会社で指導したくださった方々、
さまざまな人に支えていただき、
幸運にも、正規スタッフとしての道が開けました。

改めて、自分の役割をしっかりと認識して
CDRTのスタッフ、辺境地域の住民の方々
そして、ミャンマーの発展のために
全力を尽くしていくよう
これからも気を引き締めていきます。

というわけで、UNVの任期は終わりましたが
来週からも通常どおり勤務が続きます。

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  1. 2006/02/03(金) 23:22:22|
  2. 雑記・その他|
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餅つき

2006.02.04 Sat

昨年12月からミャンマー語を勉強しています。
毎週土曜日に先生を自宅へよび
1時間半ほど家庭教師をしてもらっています。
妻も一緒です。

ほかのミャンマー人と同じように
この先生もとても世話好きで親切な人で
何かあると、行事などに誘ってくださいます。
この間も、先生の知り合いが日本語学校を開校するというので
その開校日のお祝いの席に招待され
麺類やお菓子をご馳走になりました。

ところで、2月は餅つきの月らしく
餅つきをして近所の人に配るという行事があるそうです。
きょうは先生の友だちの家で
餅つきをやっているということなので
その家に連れて行ってもらいました。

ヤンゴンの郊外にある住宅地で
お友だちの家もかなり高級そうでした。
いま売り出し中という近所の家の値段を聞くと
2億5千万チャット(約2600万円)というではありませんか。
びっくりです!

そんな高級住宅地も道を一つ隔てると
わらぶき屋根の粗末な家が立ち並んでいます。
わたしが国境地域で見るような家とあまりかわりません。

餅つき祭り
もう一つ驚いたのは
新興住宅地であるこのご近所でも
餅つきを近所の人たちが協力しておこない
できあがったお餅を配るということでした。
餅つきは道ばたでやっていたのですが
通り過ぎる人たちは互いに言葉を交わしたりしていました。
こんなところには
まだ村の名残があるのだなあと妙に感心しました。

わたしが子どもの頃(1970年代)の
大阪の実家の風景を思い出しました。

近所のパゴダ
いまの日本とは何が違うのでしょうか。
もしかしたら、近くにあるパゴタとお寺が
求心力の役割を果たしているのかもしれません。
そういえば、わたしが子どものときも
お寺の集まりや神社のお祭りで
近所の人たちが集まって協力していた記憶があります。

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  1. 2006/02/04(土) 23:57:18|
  2. 生活・文化|
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見える、見せる、見る

2006.02.05 Sun

見える化 今週の本

遠藤功 著
『見える化』
東洋経済新報社(2005年10月)

【今週の名言】
『「見える」ことがきっかけになり
 人間の心の中に何かを育み
 それが「見える」前とは
 異なる思考や行動を生み出すのだ』p.178

「見える化」とはダジャレのようですが
とてもよいネーミングだと思いました。
まさに「見る」だけで意味がわかりますよね。

本書をわたしなりに要約してみます。

「見える化」とは
〇問題解決の仕組み
〇問題を見えるようにすることで、
 現場が自律的に行動するように促す
〇ただし、単なる手法、仕組みではなく
 問題を見せようとする組織としての思想
〇さらに、見せる意思や知恵をもち
 自ら問題を解決しようとする人づくり

やはりここでも
人、組織、仕組み、風土(文化)が
大切な要素であるようです。

ちなみに「問題」の定義がなかなかユニークです。
一つは、標準・基準とのギャップ。
もう一つ、高次元の問題として
理想像と現実とのギャップ。
まずは、これらを「見える化」することが第一歩のようです。

ただ、理想像は「あるべき姿」と同義とありましたが
ここまで言葉のニュアンスにこだわる著者であれば
なぜ「ありたい姿」ではないのか
その説明がほしい気がしました。

見える化には五つのカテゴリーがあります。
・問題の見える化
・状況の見える化
・顧客の見える化
・知恵の見える化
・経営の見える化

それぞれについて事例が示してあります。
ただ、各事例の長さが短く
詳しく知りたい人には物足りなさを感じるかもしれません。
それでも貴重なヒントとはなりますし
本書にもあるように
現場に「見える化」を導入するには
知恵をしぼって創意工夫を重ねるしかないので
短い事例で十分なのかもしれません。

「見える化」の効果的な代表例は
街のどこにでもある「信号」だそうです。
たしかに、わたしたちは信号の色を見ることで
自分たちのとるべき行動を決め
主体的に行動を起こしていますね。

個人の目標管理でも
「見える化」は効果的だと思います。
本書の主旨とは少しはずれますが
目標を達成する方法として
紙に書いて手帳などにはさみ
それを何度も何度も見ることを
いろいろな人が勧めています。
これなどは個人レベルですから
すぐにでも始められる試みです。

実は、CDRTが支援する村でも
効果的な「見える化」の例があります。
ある村では学校建設を始めたのですが
予定したようにはスムーズに進んでいませんでした。
そこで、村の掲示板を使って
建設の予算、各世帯が負担する金額・労働力
資材購入・使用状況、工程などを公開したところ
わずか三日ですべての人が約束していた負担金を払い
一週間で学校の建設が開始されたのです。

一方、現場では「見えていない」ことも多くあります。
いま少し考えてみても
何が見えていないのかすら見えていません。
本書にもあるように、まずは
「何がどの程度見えているのか(見えていないのか)」を
棚卸しすることが先決のようです。p.183

「見える化」とは単純ではありますが
とても奥の深いコンセプトです。
その適用は、個人、チーム、組織、村など
どこでも可能、かつ効果大のようです。

ただ、うちの現場では、
いきなり組織レベルで導入するのは難しいかもしれません。
まだまだ問題を「見せる」心理的抵抗が大きいようです。
まずは個人の目標管理などを「見える化」して
見ることによる効果を各自が認識したうえで
チーム、組織へと拡大していくのがいいのかと考えています。

「よい見える化」は
気づき、思考、対話、行動を「育む」とあります。p.178
先週紹介した『「学び」で組織は成長する』とあわせて
個人および組織の学び・成長を
促す仕組みとして活用できそうです。

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  1. 2006/02/05(日) 23:38:48|
  2. 読書ノート2005-06|
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ふたたびビーチへ

2006.02.07 Tue

有給休暇の消化期間中ですので
きょうから金曜日までビーチへいってきます。
昨年12月に行ったのと同じところです。

こちらは2月に入り
そろそろ暑くなり始めています。
「暑期」とよばれるミャンマーで
いちばん暑い時期に入る前のいい気候を楽しんできます。

来週月曜日からは「無給」で仕事です。
まあ、これも自分で選んだ道なので別にいいのですが
こういうところで、自分の中にある
あがなえない「日本人らしさ」を
つくづく感じてしまいます。

  1. 2006/02/07(火) 03:24:27|
  2. 日常あれこれ|
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