現場へ

2005.11.02 Wed

きょうから出張です。

いつものように
インターネットはおろか
電話でさえ
街に2、3台しかないような場所ですので
ブログは11月10日までお休みします。

今回はミャンマーではもっとも安全といわれる
「エアーマンダレー」で移動ですのでホッとしています。
いままで10回以上はヤンゴンと現場を往復していますが
いつも悪名高き、国営「ミャンマー航空」でした。
落ちてもニュースにならない(報道制限)ので
いままでに何台落ちているかはわかりませんが
相当あぶないといわれています。

ではまた
11月10日にお会いしましょう!

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  1. 2005/11/02(水) 11:40:04|
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現場から戻りました

2005.11.09 Wed

ラカイン州チャウトーから戻りました。
出発前のブログには
エアーマンダレーで行けて嬉しいなあ
なんて書きましたが
実は間違いだったかもと後悔しました。

出発予定時刻は11時半でした。
実際に出発したのは4時半。
飛行場に入ったのが10時半頃だったので
6時間も待たされました。

よくよく聞いてみると
その前の週の便も同じように遅れたとか。
マンダレーかどこかで
機械の故障があったといっていましたが
本当かどうかわかったものではありません。
この時期は観光客が多くなるので
ヤンゴン-シットウェー間を飛ぶ前に
別の路線を余分に飛ぶとも聞きました。

シットウェーに到着したのは5時半すぎ。
それから移民局の手続きなどがあって
飛行場を出たのは6時でした。

シットウェーからチャウトーへの車道は
途中で軍隊施設を通らなければならず
ここには検問所があります。
いつも夕方6時ごろには閉鎖されるので
この日は通過できるか微妙でしたが
なんとか間に合いました。

シットウェーからチャウトーまでは
車で3時間はかかります。
真っ暗な道を走るので
夜は昼よりもよけいに時間がかかります。
けっきょくチャウトーに着いたのは9時半頃でした。

明日から何回かに分けて
現場での仕事について書いていきます。

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  1. 2005/11/09(水) 23:39:28|
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【チャウトー出張】決意

2005.11.10 Thu

現場スタッフ 今回の出張では本当に多くを学びました。
この1年8ヶ月で
いちばん有意義な1週間
だったかもしれません。

細かいことはこれから少しずつ書いていくと思うので
きょうはいちばん大きな収穫を書きます。

それは
「CDRTを変えてやろう!」
と腹を決めたことでした。

なんだかいつか流行った本のタイトルみたいですか?

変えるといってもいろいろありますが
わたしが変えたいのはCDRTの「文化」です。

いままでの
「言う、命令する、やらせる」から
「問う、引き出す、やる気を高める」へと
文化を変えていきたいと考えています。

これは村人への対応もそうですし
CDRTという組織の中でもそうです。

現場へ行ってみて改めて気づいたのは
現場スタッフが自分の頭で考え、
判断して行動していないことでした。
以前からうすうす気づいてはいましたが
今回ははっきりと確信しました。

そして、その影響は支援をしている村々に出ます。

この状況を何とか変えて
現場スタッフ一人ひとりが
主体的に動けるようにしたいのです。

CDRTは400人以上のスタッフを抱える大所帯になりました。
わたし一人が変えてやろうと思っても
なかなか変わるものでもないかもしれません。
でも、少しでもわたしの考えに同調してもらえる人を増やし
少しずつでも変えていこうと考えています。

腹をくくれば
たいていのことはできるでしょう。

抵抗する人は多いと思います。
マネジャーは
部下に任せて、判断させるというのは
ある意味、怖いことかもしれません。

また、現場スタッフの中には
抵抗しないまでも
自分で判断することを恐れて
不安になる人がたくさん出るかもしれません。

これからいろいろと試行錯誤が始まると思います。
自分自身も不安ですが
まあ、やってみなければ何事もわかりません。
とにかく、動き始めるだけです。

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  1. 2005/11/10(木) 23:31:33|
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誰でも成果を出せる仕組み

2005.11.13 Sun

儲かる仕組み 今週の本

小山昇 著
『「儲かる仕組み」をつくりなさい』
河出書房新社(2005年8月)

【今週の名言】
「悩みがあればあるほど楽しい。
 それは次なる改善策、
 新たな仕組みをつくる上で
 大きなヒントを与えてくれるからです」p.112

すごい本です。

小山氏は武蔵野という社員360名の会社の社長。
ダスキンの代理店業務が中心の会社です。

そんな地味な中小企業が有名な理由は
長年にわたる増益を生み出す体制。
そしてそれを可能にしているのが
社長の考え出す「仕組み」です。

仕組みづくりの徹底ぶりは
痛快であり、圧倒されてしまいます。
小山社長の、つねに改善を追求する姿勢に感服しました。

でも、多くの仕組みは
給料やボーナスなど「お金」に連動したものです。
仕組みとはいってもやはりそこへ行き着くのかな
という感想を持ったと同時に
金銭ではないドライバーを持つ仕組みも知りたいと思いました。

なかにはドギツイ仕組みもかなりあります。
たとえば、ボーナスを現金支給するときに
その現金の袋詰は成績が悪かった部長、課長に担当させる。
しかも、その作業の映像をネット配信するそうです。
これによって悔しさを感じさせるのが狙いなのはわかりますが
ちょっと行き過ぎなような気もします。

ただ、コミュニケーションを大切にし
「アナログ」や「ぬくもり」を重視する社長のこと。
ドライになりがちな仕組みづくりに
「心」を入れるのを忘れていません。
このバランス感覚が素晴らしいのでしょう。

たとえば、上司、同僚、部下への
感謝の言葉を書き込む「サンクスカード」や
社長自らが社員に出す手書きの葉書などがあります。
これもまた「仕組み」です。

タイトルの「儲かる仕組みは」とはすなわち
コミュニケーション、人材育成、
やる気の出る人事、モチベーションを高める給与体系、
組織を元気にする鉄則、業務改善、業務の標準化、
情報共有、IT活用など
多くの仕組みが渾然一体となって
シナジー効果を生み出すことのようです。

今週はこれ以外にもよい本に出逢いました。

思考力と対人力 船川淳志 著
『思考力と対人力』
日経ビジネス人文庫(2002年10月)

ビジネス人の基本ともいえる
思考力と対人力がわかりやすくまとまっている。
論理的かつ創造的に、
現状を打開するアイデアを考えるのが思考力。
それをいかに相手に伝え、実行へ移すかが対人力。
とくに基本となる論理的思考をまず
スタッフとともに鍛えていきたい。

質問力トレーニング ドロシー・リーズ 著
桜田直美 訳
『その気にさせる質問力トレーニング』
ディスカバー(2003年5月)

さまざまな力を持つ「質問」。
何を、どのように問うかは
人の人生に大きな影響を及ぼす。
自分の仕事の方法を考える上でも
大きなヒントとなった。

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  1. 2005/11/13(日) 23:26:28|
  2. 読書ノート2005-06|
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【チャウトー出張】 メタファー

2005.11.14 Mon

現場スタッフと話していると
理屈ではなかなか伝わらないことがあります。

そういうとき
わたしはメタファー(たとえ話など)をよく使います。
わかりやすい説明はできないかと、
ない知恵を絞ります。

想像してみてください。

ある農村に手押しポンプが据え付けてあります。
そして、この井戸には無尽蔵の地下水脈があるとします。
でも、この手押しポンプは長い間使われていなかったので
水を汲み上げることができません。

こんなとき、あなたならどうしますか?

まずは
バケツ1杯分ぐらいの水をポンプに注ぎますね。

でも、これだけでは水は出ません。

水を注いだあとは
ハンドルを上下に動かさなければいけません。
こうすればポンプが水を汲み上げ始め
潤沢にある地下水をいくらでも得ることができます。

わたしたちCDRTがおこなってきた支援は
このバケツ1杯の「呼び水」のようなものです。
でも「呼び水」だけでは何の意味もなく
地下水を汲み上げる作業が必要です。

とまあ、こんな話です。
この話から何が伝わってきましたか?
チンプンカンプンでしょうか?

いままでにCDRTでは多くの支援をおこなってきました。
学校、給水施設、保健所、橋などのインフラ建設。
作物栽培支援のための種子、肥料などの配布。
ブタやニワトリなどの改良品種の配布。
などなど、その他多数。

学校の建設は村人が責任を持って完了させ
配った種子は
ジャガイモ、ヒヨコマメ、キャベツなど
いままではできなかった乾期作物の栽培に使われます。

でも、それ以上ではありません。
つまり、学校はできたけれど
すべての子どもが学校へ行けるわけではない
限られた数の農民は種子を手に入れて栽培を始めたけれど
村にいる他の農民がその作物を栽培できるわけでない。

本来わたしたちが目指しているのは
物理的な支援をすることだけではなく
その支援を「キッカケ」として
新たな開発の動きが村の中で始まり
それが継続していくことです。

村人は無尽蔵の地下水脈のように
限りない力を持っています。
それを引き出すことができるかどうかは
わたしたちのような外部者の接し方が大きく左右します。

ただ、この話がいまひとつ
現場スタッフは理解できていないようです。
いや、理解できているのでしょうが
それに対して何かしているわけではない。

うちの現場スタッフは真面目で、とてもよく働きます。
でも、指示されたことを一所懸命にがんばるだけで
そこから先のことを自分で考えて、判断して、
何か行動するということが少ないのが現状です。

CDRTではポンプのハンドルを動かしてきたのか?

またハンドルを動かすとは
何を意味するのか?

いま何が必要なのか?
どのような行動が求められているのか?

続きはまた明日にでも

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  1. 2005/11/14(月) 23:19:12|
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