花の咲く季節

2005.03.18 Fri

コッコの花

UNDP事務所の前にはカンドヂーという湖があり、その周辺をぐるりと囲む道路には薄紫の花をつけた木が並んでします。ミャンマー語ではピィンマというそうです。乾期の間は花どころか緑も少なくなります。でも月曜日のようにまれに雨が降ると、待ってましたとばかりに花が咲きます。写真の花もその雨のあと咲きました。


この時期に咲く花で有名なのはパダウです。これも木に咲く黄色い花です。1年のうちでも4月中旬のティンジャン(ミャンマー正月)の前後にしか咲きません。しかも短い間だけです。日本の桜のような印象を私は受けました。一方で桜とちょっと違うのは、この花が決まった時期にほんの短い間だけ咲くので、純愛の象徴とされているところです。決して裏切らない愛を誓って好きな人にこの花を送るそうです。


  1. 2005/03/18(金) 22:00:07|
  2. 生活・文化|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント:1

水祭りは仕事にならん

2005.03.24 Thu

積み残しの議題があって結局今日も現場のマネジャークラスのスタッフと打合せをしました。新しい対象地域ではじめに行うスタートアップ・ワークショップの日程がだいたい固まりました。

モン州・カイン州(4郡対象) 4月1日〜10日
カチン州(5郡対象) 4月下旬(水祭り後)
チン州北部(1郡対象) 4月11日〜12日
チン州南部(3郡対象) 5月第1週

以前も書いたと思いますが、「水祭り(ティンジャン)」はミャンマーの正月にあたりもっとも大きな年中行事です。この間はまったく仕事にならないので、ワークショップもその前後に行うことになります。もっともチン州ではビルマ文化の影響があまりないので、水祭りは関係がないそうです。

水祭り水祭りでは、前の年の悪行やけがれをすすぎ落とすという意味で人々は表に出てお互いに水をかけ合います。この間だけは誰に水をかけてもいいことになっています(僧侶、妊婦、警察官、郵便配達人はだめ)。昔はちょろちょろとかけ合う程度だったそうですが、いまヤンゴンではかなり激しくやっています。道端にはバケツやたらいに水をためて立っている人たちがたくさん並びます。この人たちは誰かが通りかかるとバサッとやるのです。またもっと大がかりなものもあります。街の至る所には高さ2メートルぐらいの「舞台」が設置されます。この舞台の上では40人から50人ぐらいの人(主に若者)が陣取り、前を通りかかる歩行者や車をめがけて水をかけます。舞台にはホースが何本もあり下にあるタンクとつながっていて、思う存分放水することができるのです。舞台の上に陣取るためには1万から5万チャット(1000円から5000円ぐらい)を払うそうです。これは4日間の値段で、舞台によっては食べ物や飲み物が出るということです。また芸能人がつくる舞台もあって一緒に水かけができます。さらに、こういう舞台を回るために車を借りる人もたくさんいます。車を1日借りるには1人5000から1万チャットほど出すそうです。

今年はほとんどのミャンマー人が4月9日から17日まで休みをとります。このうちでも14日から16日までの3日間が本当の水祭りですが、前夜の13日から水を掛け合い始めるそうです。そして17日は家で家族と静かに正月を迎えます。

  1. 2005/03/24(木) 21:11:44|
  2. 生活・文化|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント:0

手相屋

2005.03.31 Thu

palm
昨日はよろこびん勇んで帰ったのですが、
日本の試合は「リアルタイム」でやってませんでした。
番組表ではやることになってたのに。
さんざん文句を言っても、
誰も聞いてくれません。
このやり場のない怒り…。

この写真は事務所の近くにある手相占いの店(事務所?)の看板です。「ハイスタンダード手相占い屋」とかなんとか書いてあるそうです。ヤンゴンにはこういう占いの店がたくさんあります。ミャンマーの人たちがいかに占い好きかがわかります。

  1. 2005/03/31(木) 22:16:23|
  2. 生活・文化|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント:0

ミャンマーの経済指標?

2005.04.01 Fri

道かどのガソリンスタンド
写真に写っているポリタンク。
何かわかりますか?
 

 

 

 

 

 


正解は


ガソリンスタンドの目印です。
でも「スタンド」なんて見えません。
これは闇のスタンドです。

ヤンゴンではこうした商売をいたるところで見かけます。
いわゆる「インフォーマルセクター」です。
普通には仕事がなかなかないので、
こういう仕事が生まれるのでしょうね。
税金は払ってないでしょうが、
賄賂は納めないとやっていけません。

それに制度の「ひずみ」があるから「うまみ」もある。
普通のガソリンスタンドで配給制のガソリンを安く買って、
こうした道端で高く売りさばきます。
配給で買えば
1英ガロン(約4.5リットル)180チャット(20円弱)ですが、
道端では2000から2200チャットになります。
なんと10倍以上!
けっこういい商売です。

しかもさらに面白いことが。
最近の原油価格の高騰がここでも影響しているのです。
あたりまえですか?
でも、ふしぎの国ミャンマーですよ!
それに闇ガソリンの値段は毎日変動しています。
マーケットメカニズムが働いている証拠です。
これまたびっくり。

もうかっているのかは知りませんが、
売っている人は気楽なもんです。
木陰でうとうとしながらお客さんを待っています。
客は寝て待て。
大切な教訓ですね?

  1. 2005/04/01(金) 21:18:12|
  2. 生活・文化|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント:0

ヤンゴンへ戻る

2005.04.25 Mon

こんにちは
18日ぶりの更新です。
きのう日本から戻ってきました。
日本はいまが1年で最高の季節ですね。
ミャンマーはいまが一番暑いときです。
湿気はそれほど感じませんが、
なんというか、体にまとわりついてくるような暑さです。
どこにいても暑い、アツイ、あつい!
40度を超えている地域もあるようです。

きょうは4月末で退職するスタッフの簡単なお別れ会をやりました。
といっても、アイスクリームをみんなで食べて、
プレゼントをあげて、
ちょこっと世間話をして終わりです。

このスタッフは全スタッフのなかでも
CDRTで働いた期間が一番長い人でした。
CDRTが始まったのが94年。
そのすぐあとから働き始めたそうです。
さいごはナショナルスタッフで一番上のポジションにいました。
年齢が70に近いので退職ということになりました。

おどろいたことに、
この人はこのあとも仕事を続けるようです。
けっして、仕事人間というわけではありません。
ミャンマーでは保険とか年金とかいうものがありません。
仕事を辞めた瞬間に収入もストップします。
たぶんそんなわけで、
年をとっても仕事を続ける人が多いのかもしれません。
役所には定年退職がありますが、
月3000チャット(300円!)の年金ではなんにもできませんよね。

もっとも、保険や年金がない国では、
それにかわるような仕組みが社会にあります。
家族です。
子どもたちは親にとっての「保険」なのでしょう。
といってしまうと元も子もありませんが。
でも、わたしはいつもミャンマーの人たちに感心します。
とくに若い人たちに、です。
ミャンマーの人たちは本当に親孝行で、家族のことを考えています。
親の面倒を見るのはあたりまえという感じです。
10代や20代の若い人たちでも、
親の面倒をよくみています。
道を歩いていると
年老いた親の手を引いた人をよく見かけます。
ほほえましい光景です。

そういえば、
きのう空港からの帰り道、タクシーが信号待ちをしているとき
街灯もなくてまっくらな道端で、おばさん二人が
「ガハハ」
と笑いながら世間話をしているのを見かけました。
こんな光景に出遭うと、
あー、ミャンマーに戻ってきたなあと感じます。

  1. 2005/04/25(月) 19:25:35|
  2. 生活・文化|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント:0
次のページ

プロフィール

カレンダー

06 | 2017/07 | 08
Su Mo Tu We Th Fr Sa
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Category

Archives

Links

RSSフィード

DTIブログポータルへ
このブログを通報
Report Abuse

利用規約